普段生徒さんに教えていて意外にわかっていないと思うのが、oneとthe otherの使い方です。
oneとthe otherは2つの物事を説明するときに使います。
例えば、以下のような感じです。
I have two game consoles.
(私は2つのゲーム機を持っている。)
One is PlayStation 4, and the other is Will U.
(1つはプレイステーション4、もう1つはWill Uである。)
もう1つ見ていきましょう。
I want to achieve two goals next year.
(私には来年2つの目標を達成したい。)
One is to increase sales of my business, and the other is to spend more time with my family.
(1つは事業の売上を伸ばすことで、もう1つは家族との時間を増やすことである。)
大体、使い方は掴めましたか?
基本的に2つの物事を説明する場合に使うのがポイントです。
ただ、よくある間違いはthe otherの代わりにanotherやotherを使うことです。
another
anotherは複数ある選択肢のうちの1つを指す場合に使い、「別の、他の」というニュアンスになります。
そしてanotherはan otherが語源なので後ろには単数が来ます。
以下をご覧ください。
A: Excuse me, do you know where ○○ is?
(すみません、○○の場所はわかる?)
B: Sorry, I don’t know. You should ask it to another person.
(いや、わからない。別の人に聞いたほうがいいよ。)
ここでは他にも選択肢が沢山あるうちの1人に聞いた方がいいというアドバイスなので、the otherではなくanotherになるのです。
other
anotherと同じく複数ある選択肢のうちから選ぶのは同じですが、anotherとは違い後ろに複数形が来るのがポイントです。
以下をご覧ください。
I don’t agree with your idea, but other people may like it.
(私はあなたの考えに同意しないが、他の人は気に入るかもしれない。)
いかがでしょうか?
今回のものは慣れるまで使いこなすのは難しいかもしれませんね。
是非、使えるようになりましょう!