今回は意外に多くの人が知らないbeとgetの違いについて。
下の文章の違いがわかりますか?
I was angry.
I got angry.
同じような意味に感じるかもしれませんが、実は違います。
まず上の文章ですが、be動詞を使っているので状態を表します。
よって、「私は怒っていた。」という意味になります。
一方で、下の文章ですが、getを使っているので変化を表します。
よって、「私は怒った。」という意味になります。
他の例を見てみましょう。
I got married.
(私は結婚した。)
I am married.
(私は結婚している。)
上は「結婚する」という変化を表しますが、下は「結婚している」という状態を表します。
あと、getを使う場合は変化を表すので、ある原因とセットで使われる場合が良くあります。
例えば、以下のような使い方です。
My staff made a big mistake, so I got angry to him.
(私の部下が大きなミスをしたので、私は彼に怒った。)
ここでの原因は「My staff made a big mistake(私の部下がミスをした)」という部分になります。
I was angry to him.でももちろん通じますが、be動詞はあくまでも状態を表すのでベストはgetです。
いかがでしょうか?
この2つを使い分けられるようになると、より細かなニュアンスを伝えることができるようになります。
是非、意識してみてください。