こんにちは!
「青春English部」部長の杉原浩二郎です。
よく、「英語を話せるようになりたければ単語を覚えましょう。」
と主張する人がいますが、必ずしも正しくありません。
受験を経験された方は、受験勉強でたくさん単語を覚えたと思います。
では、英語が話せるようになりましたか?
はい、単語を知っているだけではダメなんですね。
単語の使い方を知る
では、どうすればいいかというとまず1つは単語の使い方を知ることです。
もう少し具体的に言うと、単語単体で覚えるのではなく、 その単語を使って文章が作れるようになることです。
単語の意味を知っていること自体は、何の役にも立ちません。
その単語を使って文章を作ることができて、初めてその単語の使い方を知っているということになります。
言い換える
そしてもう1つが言い換えができることです。
例えば、以下のニュアンスを相手に伝えたい時にあなたならどう伝えますか?
「昨日、仮病で会社を休んだ。」
普通の日本人がどう考えるかというと、日本語を英語に直訳しようとします。
そのため、「仮病」、「休む」の単語を調べようとしますが、実はこれらの単語は使わなくても大丈夫です。
以下のような形にすればいいのです。
I wasn’t sick, but I didn’t go to my company yesterday.
(昨日体調が悪くなかったが、会社に行かなかった。)
いかがでしょうか?
「仮病」という単語も「休む」という単語も使っていませんが、 ほとんど同じニュアンスのことを伝えられています。
もちろんこれらの単語を知っていれば、使っていただいて大丈夫です。
ただ、単語ってとっさに出てこないことはよくあります。
その時に、いちいち単語を調べることは不可能です。
ですので、いかに自分の知っている単語だけで英語を表現できるかは とても重要なスキルとなります。
この方法をマスター出来れば、英語で表現できないものはなくなり、無敵状態になります。
僕自身も実はそこまで語彙力はないですが、表現できないことはほとんどありません。
そして言い換えをマスターすれば、単語練習の時間を削ることができます。
単語練習って、正直楽しくないし、単語は覚えてもすぐ忘れてしまいますよね?
まとめ:英語が出来る人はシンプルな表現ができる人
僕の考える英語が話せる人は、難しい単語を使って難しい表現をする人ではなく、 シンプルな単語を使ってシンプルな表現ができる人です。
語彙が多いにこしたことはないですが、単語の活用方法ができるようになって 初めて語彙力が活きています。
その手前の段階で、単語だけ覚えてもあまり意味がありません。
まずは単語を上手く使いこなせるようになりましょう!