昨日、友達とその友達のアイルランド人と上野公園へ行ってきました。
雨の予想でしたが、奇跡的に晴れて何とか今年初の花見をすることができました。
いつになっても、桜を見ると落ち着きますね。
さて、アイルランド人の方と色々な話をしたのですが、一番盛り上がったのは日本と欧米の恋愛事情の違いでした。
欧米には「告白する」という概念がないのをご存知でしょうか?
日本だと、誰かと付き合うときにまずは告白するのが普通ですが、欧米では告白をしないのです。(若者の一部はするようですが。)
ではどういう風に付き合うのかというと、1対1でデートに誘って相手がオッケーをした瞬間が恋愛の始まりとなるようです。
日本人からすると、ちょっと理解できない概念ですよね?
1対1で会ってみて初めて見えてくる部分って結構あると思うので、「デートした瞬間=付き合う」というのは、かなり文化の違いが反映されているように思います。
ちなみにこういった違いって、英語にも反映されています。
まず「告白する」という単語には一応confessというものがありますが、欧米人と話をしていて聞いたことがありません。
でもそもそも告白するという概念自体がないので、当然といえば当然かもしれません。
代わりに、ask out(デートに誘う)という言い方のほうが自然だと思います。
I asked her out yesterday.
(昨日、彼女をデートに誘った。)
そして、面白いのがdateという単語。
dateには日本語と同様「デート」という意味がありますが、動詞で「〜と付き合う」という意味もあります。
先ほどお話したように、「デートした瞬間=付き合う」という概念があるからこそ、dateが「〜と付き合う」という意味を含んでいるのではないかと思います。
使い方としては、以下の通りです。
Are you dating anyone?
(誰かと付き合ってる?)
We have been dating for five years.
(私たちは5年間付き合っている。)
言葉と文化って密接に関係していて本当に面白いですね!
今後も日本人と欧米人の違いについて紹介していくので、楽しみにしていてください。